9月2日は 「9=ク」 「2=ジ」と言う語
呂合わせで、毎年9月2日が宝くじの
日と呼ばれることに歴史的な物は何
もないが、1967年(昭和42年)に宝く
じの発売元の第一勧業銀行が制定
した。
宝くじは1等賞金も徐々に引き上げ
られているが、引き替え期日を過ぎ
ても取りに来ないで時効になってし
まう物もかなり多い。
その時効合計金額は毎年200億円
前後にもなると言う。
そこでそんな事の無いように時効防
止キャンペーンとして第一勧業銀行
が制定したのが、9月2日の宝くじの
日と言う事になる。
それでも時効になってしまう宝くじは
多い、そこで昭和48年(1973年)から、
宝くじの日:9月2日にはずれた宝く
じからもう一度当選者を選ぶ「おたの
しみ抽選会」をすることになった。
その当選金額は本来のように高価な
物ではないが、それでも外れた宝くじ
にもう一度夢が託せるというのはうれ
しい話。
・・・ その為にもちゃんとハズレくじを
保管しておいて、9月3日の新聞 を
チェックしましょう。
宝くじを購入して当せんすると、大金
を手にする場合があります。 一度に
大きな収入があると、納める税金も高
くなるのではないか
と心配になるかもしれません。しかし、
宝くじの当せん金は「非課税」となって
いるので安心です。
宝くじに関しては「当せん金付証票法
(とうせんきんつきしょうひょうほう)」 と
いう法律(通称、宝くじ法)で定められ
ています。このなかの第13条に「当せ
ん金品については、所得税を課さな
い」と記されているのが確認できます。
ちなみに、宝くじを購入するとき、 数
人でお金を出し合って共同購入する
という場合もあると思います。
代表として1人が当せん金を受け取る
と、共同購入した仲間に当せん金 を
分配した際に贈与税がかかってしま
います。
これを防ぐ対策として、共同購入した
人全員で、当せん金を受け取りにい
きます。銀行が発行する「宝くじ当せ
ん証明書」に各自が受け取る金額を
記載してもらうと、それぞれが宝くじ
の当せん金として受け取れるのです。
贈与されたお金ではなく宝くじの当
せん金になるため、税金はかからな
いということになります。
とは言え、高額当選は、夢のまた夢
で終わりそうですね・・・
豆知識として、ご活用いただければ
幸いです。
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