この時期になると
世間はハロウィンムードでいっぱいで
すが、私が小学生の頃はそれよりも
ぼうじぼのことで頭がいっぱいでした。
十五夜に稲わらで作った棒(ぼうじ棒
と呼ばれます)を持った子供達が近所
の家々を回り、庭先で棒を地面に打ち
付け、歌って豊作祈願をするという風
習。
それがぼうじぼです。
歌にはなかなか物騒なワードが使われ
ており、各地で少しずつ異なるようで
す。私の地区でも2パターンあり、歌
詞とメロディー、テンポがそれぞれ違
っていました。
と聞くと違う歌に思えますが、大体内
容が同じなのがまた面白い所です。
当時は専らお礼に貰えるお金が目当て
でしたが、夕方に子供達だけで外を出
歩ける機会などそうなかったので、と
ても楽しかった記憶があります。
私の住む地区では、コロナの影響でこ
こ数年中止されていましたが、今年は
実施するとのことです。
時代はどんどん変化していきますが、
このような風習はできればずっと続い
て欲しいと願っています。
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