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稲作とことわざ

まもなく田植えが始まる時期となり

ました

日本人は、はるか昔から農耕民族だ

ったこともあり

稲作を題材にしたことわざが沢山あ

ります

その中から二つ紹介いたします

○一粒百行

 米の一粒が作られるまでには百の

 作業が必要 

 →いいものを作るためには手間ひ

  まを惜しんではならない

 これは嫁ぎ先である農家の義母よ

 り教えていただいた言葉です

 日の出から日没でまで休み無く働

 く姿を見ていると

 本当にたくさんの作業が必要なん

 だな、、、と

 一粒の米には多大な労力が必要で

  有る事を思い出します

 

○我田引水

 他人のことを考えず、自分に都合

 がいいように言ったり行動したり

 すること

 →自分に好都合なように取りはか

  らうこと

 

この言葉は、文字そのままの意味で

すね

田の水が原因で起きるトラブルは、

実は、現代でも続いています

(ちょうど田植えの始まる前のこの

時期に多発するトラブルです)

弥生時代から変わらない問題が、現

代にも起きているというのは興味深

く、人間の真理は変わらないのだな

と感じます

古人が残した言葉を見つめ直し

「自分中心」になりがちな自分を戒

め日々の努力を怠らず過ごしていき

たいですね





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