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事業形態の考え方~part2~

マトリクス制組織、というものもあり

ます。 

上記の職能別組織と事業別組織の両方

に社員それぞれが所属することにより、

社員一人一人が複数の組織に所属する

ことから、作業の重複を防ぐことがで

きるといわれています。

例;トヨタ自動車、村田製作所などが

あります。 

 

続いて、カンパニー制組織という形態

があります。 

上記の事業部制組織の延長線上にある

組織であり、一事業部を社内の独立し

た法人のように扱い、経営資源(ヒト、

モノ、カネ)と権限を与え、独自で採

算を図る組織形態であります。

例:楽天、富士ゼロックスなどがあり

ます。 

 

プロジェクト組織という形態もありま

す。 

プロジェクトごとに専門スキルを有す

る人材を各部署から招集し、期間を定

めてプロジェクトを編成する組織形態

であり、新商品の開発や新プロジェク

トの創設の際に用いられています。

自動車メーカー各社が業務提携を行な

い、エンジンの開発などを行なう場合

などは、このプロジェクト組織が用い

られることになります。 

 

事業の組織形態とは異なりますが、

アメーバ経営というものがあります。 

全社員それぞれを各小集団に所属させ、

その成果や収支を公開することにより、

全員参加型で、かつ経営者目線での業

務意識を醸成させるための管理手法と

なっています。

メリットは、小集団における部門別の

採算管理が容易であり、時間当たりの

採算性も管理しやすく、足元の経営情

報を共有した上で、今後の課題に取り

組みやすいものとなっているという点

があげられます。 

 

各組織それぞれに長所短所があります

ので、何が正しいかということについ

ては、言及することはできませんが、

その時代時代に、経営者それぞれが、

血のにじむ思いをしながら、自社に適

合した組織形態を模索していったとい

うのが、実情に近いと思います。 

 

私たち会計事務所は、あなた方の事業

形態について、多くの情報を提供し、

発展を手助けすることをお約束いたし

ます。


 

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