「営業」とは自社商材を顧客に販売する
ことがメインであるのに対し、
「コンサル」では課題を共有し、その課
題を顧客と解決していくことがメインと
なります。
ここには、大きな2つの違いがあります。
まず一つは、顧客に対する提案内容につ
いてです。
「営業」は自社にある商品のなかから最
適とされるものを提案するのに対し、
「コンサル」は顧客の課題ごとに提案内
容を全て入れ替え、制限のない提案を行
ないます。
顧客へ商品を販売する際、顧客にとって
他社商品の方が効果が高いことがわかっ
た場合には、他社商品の導入を決めたり
もします。
次に、二つ目は、顧客とのかかわり方に
ついてです。
「営業」では単発的で売り切りである場
合が多いのに対し、「コンサル」は顧客
の課題や問題を見つけ、解決策を提示し
その効果までを観察することが求められ
ますので、どうしても顧客との並走が必
要であり、相互コミュニケーションが求
められることになります。
地域の会計事務所では、「コンサル」と
いう言葉がなかった頃から、その地域に
おける「御用聞き」「何でも屋」として
顧客の経営全般における問題解決にコミ
ットしてきた歴史があります。
私たち和敬会も、引続き、顧客や地域に
尽力していきたいと考えています。
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